1961 Fender Stratocaster Olympic White

オリジナルを多くキープした、かなり状態のいい1961年製ストラトキャスター。ボディの塗装のみリフィニッシュされているようです。「グリーンガード」と呼ばれるセルロイド製のピックガードやクレイドットと呼ばれるポジションマークも特徴です。

1962年までは「スラブ・ローズウッド」と呼ばれる指板がディテールの一つですが、もちろんこのストラトもそうです。1963年からは「ラウンド・ローズウッド」と呼ばれる指板に変わります。スラブ・ローズウッド指板はメイプルネックとの接着面が平らになっており、トラスロッドと接着面が被っています。ラウンド・ローズウッド指板は接着面が丸く、トラスロッドに被りません。これには大きなメリットが2つあり、「経年変化による木材の変形の効果を減らす」ことと「トラスロッドの仕込み工程をラクにする」ことがあったようです。

実際には「スラブボードは材の歪みが気になる」という話は聞いたことがないので、生産性の向上が主な目的だっただろうと考えられます。

GuitarPointは魅力的なギターを数多く所有してますね〜。動画を見ていて飽きません。

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