1955年前期のギブソン・レスポール。レスポールの変遷期でこのレスポールも仕様変更寸前のもの。
1955年後期からは、ブリッジがオクターブ調整が困難なバーブリッジからチューン・オー・マティックに変更されたことで、より正確なオクターブ調整が可能となったということがある。
いわゆるレスポールらしいこの見た目は、この時期に完成し、1957年にいよいよPAFハムバッカーピックアップが登場することとなる。
おなじシングルコイルピックアップでも、フェンダーのそれと、このP-90とではまったく異なる表情を持っている。この動画の音色を聞くと、ボディ鳴りをよく広い生音に近い響きとなっているように感じる。素直なトーンである。
バーストとは違う魅力のあるゴールドトップのゴージャスな塗装もまた素晴らしい。
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